小児矯正で鼻呼吸になった!

小児矯正で、口呼吸が鼻呼吸になったケースが多くあります。
小児矯正で顎がひろがりますが、鼻腔もひろがり、鼻で呼吸しやすくなり、今まで口呼吸だったのが、鼻呼吸になった子供たちがたくさんいます。

顎が小さいと、永久歯がはえるのに十分なスペースがなく、乳歯の裏側から永久歯がはえてきたり、永久歯が重なってはえてきます。
小児矯正では、まずプレートを使い、顎をひろげて永久歯のはえるスペースをつくります。

顎をひろげると言いますが、顔は大きくなりませんので、ご安心ください。
正確には、歯が植わっている歯槽骨をひろげます。
お口の中をひろげる感じです。
たとえば欧米人は顔が小さいですけど、笑うと歯がきれいに並んでいます。
口の中が広いのです。
日本人はその逆で、顔が大きいけど、お口の中がせまいのです。
目指すのは、欧米人型です。

永久歯のスペースができて、永久歯がはえてきたら、先進の子供のマウスピース矯正であるインビザライン・ファーストで、はえてきた永久歯をきれいに並べます。

プレートとインビザライン・ファーストのハイブリッド矯正によって、歯を抜かない小児矯正を可能にしています。
また、このハイブリッド矯正によって、顎がひろがりますが、鼻腔もひろがります。
今まで、せまい鼻腔だったので、口呼吸になってしまっていたのが、鼻腔がひろがり鼻で楽に呼吸できるようになり、鼻呼吸になったケースをたくさん見てきました。

これは形態が改善されたので、機能が改善されということです。
矯正の専門家では、機能と形態の話をよくします。
機能を改善すると形態が改善されるか、また形態が改善するから機能が改善されるかの討論がよくされます。
口呼吸を鼻呼吸に改善するから歯並びがよくなる。
または
歯並びがよくなると口呼吸が鼻呼吸になる。
の討論ですが、両方とも正しいと思います。
特に小児矯正では、歯並びがよくなると口呼吸が鼻呼吸になるケースを多く見てきました。

 

鼻呼吸と口呼吸

サッカーの超一流選手であるロナウド選手もきれいな歯並びですね。
唇が細く、しかっりと口を閉じて、鼻で呼吸しています。
スポーツで精神を集中していると脳が加熱していきます。
脳がオーバーヒートしてしまうと集中力が切れてしまいますが、ロナウド選手は、しっかりと鼻で呼吸しています。
鼻で呼吸することによって、鼻のすぐ上にある脳を冷やすことができます。
脳がオーバーヒートしないので、集中力が続き、素晴らしいプレーができたのだと思います。

 

日本の一流選手といえば本田選手ですね。
本田選手も、少し出っ歯ですが、まずまずのいい歯並びです。
でも、ロナウド選手とは決定的な違いがあります。
本田選手は、唇が厚く、口が開いていて、口で呼吸しています。
口で呼吸していると、脳を冷やすことができないので、、脳がオーバーヒートしてしまい、集中力が続かなったことがあると思います。

超一流選手と一流選手との違いは、鼻呼吸と口呼吸の違いだったかも知れません。

きれいな歯並びだと・・・・

きれいな歯並びになると、もちろん見た目がきれいになります。
女の子はより美しく、男の子はよりかっこよくなりますが、他にもきれいな歯並びによっていいことがたくさんあります。

仕事がら、テレビを見るときに、歯並びを見てしまいます。
羽生選手は、きれいな歯並びですね。
しっかりとかむことができます。
ジャンプの時にしっかりとかむことにより、全身の筋肉に力が入ります。
歯並びがきれいなことにより、左右のバランスがいいことも重要だと思います。
4回転ジャンプが成功するためには、きれいな歯並びが大きな要因になっていると思われます。

浅田選手もきれいな歯並びです。
きれいな歯並びによって、きれいなジャンプができると思います。

このように世界で、活躍するアスリートの多くは、きれいな歯並びをしています。
きれいな歯並びによって、バランスよくしっかりとかむことにより、全身の筋肉も機能を発揮することができるのでしょう。

イチロー選手もきれいな歯並びです。
きれいな歯並びで、いつも口が閉じて、鼻でしっかりと呼吸をしています。
実は、スポーツ選手にとって、鼻でしっかりと呼吸していることが大切になってきます。
スポーツで精神を集中していると脳が加熱していきます。
脳がオーバーヒートしてしまうと集中力が切れてしまいます。
鼻でしっかりと呼吸をすると、鼻のすぐ上の脳を冷やすことができます。
加熱した脳を鼻呼吸によって冷やし、オーバーヒートしないので、集中力が続きます。
イチローのヒットも、鼻呼吸によって集中力が続いたことが大きな要因となっていると思います。

 

歯を抜かない小児矯正

なぜ、永久歯になってからの歯を抜く矯正治療でなく、乳歯列もしくは混合歯列前期から歯を抜かない小児矯正治療を目指しているのか。

私は、大学卒業後は、矯正科で研修を受けました。
そのころの治療は、永久歯まで待って、歯を抜いて、歯にブラケットという矯正装置をつけて、それにワイヤーを入れて歯を動かす治療をしていました。
きれいな歯並びになりますが、必ず後戻りがあります。
何年も後戻りがしないように、リテイナーという装置を使ってもらいますが、どうしても後戻りが起こってしまいます。
歯を抜いて、歯を並べますので、前歯が引っ込んだ状態になる場合が多く、口元が引っ込んでしまう場合があります。
何か口元がさびしい感じになってしまうと思っていました。
また、歯を抜いて歯を並べますと、口の中が狭くなりますので、舌がきゅうくつになり、違和感が起こってしまう場合もありました。
それは、歯をワイヤーで、無理やりにきれいな歯並びにしますので、本来の姿でないと思っていました。

体の中でできた永久歯がきちんと並ぶのが本来の姿ではないかと思い、歯を抜かない小児矯正治療を目指すようになりました。
顎が小さい場合は、はえてきた永久歯がきれいに並ばず、重なってしまいます。
永久歯がきれいに並ぶぐらいの大きさの顎になればいいのです。
顎の成長と永久歯がはえるスペースを考慮して、永久歯がはえる前に顎をひろげれば、永久歯がきれいに並びようになります。
ワイヤーで無理やりに歯を並べるのでなく、顎をひろげて永久歯のスペース確保して、そこに永久歯が自然にはえてきますので、後戻りもほとんどありません。
悪くなった歯並びをなおすのでなく、はじめからきれいな歯並びにするのです。

顎をひろげると言ってますが、顔の顎は大きくなりませんので、顔が大きくなる心配はありませんので、安心してください。
実は顎でなく、歯が植わっている歯槽骨(歯列弓)をひろげているのです。
大人になってからは、この歯槽骨はひろがりません。
成長期の子供であるからこそ、歯槽骨をひろげることができて、歯を抜かない小児矯正が可能になるのです。

次回は、小児矯正で、きれいな歯並びになるメリットについて投稿したいと思います。
もちろん見た目がきれいになりますが、そのほかにきれいな歯並びによっていいことがたくさんありますので。

 

子供の矯正治療の通院回数

子供の歯並び矯正治療の通院回数は、矯正装置の種類と歯並びの状態によります。
写真のプレート矯正は、島田歯科医院では歯列育形成といいますが、床矯正とも言います。
夜、寝ている時と起きている時に1時間使います。
プレート矯正では、1ヶ月に2回の通院になります。
プレートのスクリューを1/4回転して、プレートを広げていきます。
1/4回転すると1/4ミリ拡大ができます。
1ヶ月で0.5ミリ、2ヶ月で1ミリ拡大できます。
顎(歯槽骨・歯列弓)を少しずつ広げて、永久歯がはえるスペースを作ります。

 


反対咬合(受け口)をなおすプレオルソのタイプⅢです。
夜、寝ている時に使います。
装置に慣れてきたら、1ヶ月に1回の通院になります。

 


上顎前突(出っ歯)をなおすマルチファミリーです。
夜、寝ている時に使います。
装置に慣れてきたら、1ヶ月に1回の通院になります。


上顎前突(出っ歯)をなおすマイオブレスです。
夜、寝ている時に使います。
装置に慣れてきたら、1ヶ月に1回の通院になります。



子供のマウスピース矯正のインビザライン・ファーストのアライナーです。
1日に20時間使いますが、薄いので違和感が少なく、写真で分かるように目立ちません。
1週間ごとに新しいのに変えていきますが、通常は4個のアライナーを渡しますので、1ヶ月に1回の通院となります。